2LDK平屋の価格と間取り

平屋建ての魅力は?

平屋建ての一番の魅力は、なんと言っても上下の移動がないことです。

 

家を建てる時は、今の生活だけでなく、将来の生活についても考えなくてはなりません。今は元気でも、年をとれば足腰が弱くなって、階段の乗り降りが億劫になる可能性もあります。

 

終の棲家として家を建てるならばなおさらです。どうしても子育てに向いた間取りや家造りになりがちですが、実際に住宅を使う時間は、子どもが独立してからの方が長くなります。

 

夫婦ふたりだけの生活になった時、2階建てでは広すぎたり、生活の導線が不便になったりしやすいです。

 

平屋建てによるひと続きの生活空間は、長く暮らしていく住宅にぴったりです。

 

平屋建ては高い?

同じ床面積でも、2階建て住宅に比べると平屋建ては高く付きやすいです。

 

主な理由は以下の3つです。

・土地代
・材料費
・工事費

 

まず、同じ広さの家を建てるなら、2階建てよりも平屋建ては広い土地を必要とします。また、2階建てと比べると周囲の建物に日当たりが大きく影響されます。平屋建てで十分な日当たりや風通しを確保するためには、2階建てよりも土地の余裕が必要になります。

 

平屋建ては材料費や工事費もかさみやすいです。地面に接する面積が広いため、平屋建ては基礎の面積が広くなります。同様に、屋根の広さや外壁の面積も大きくなります。

 

屋根や外壁は雨風や紫外線などに耐えるように作らなければならないため、思っている以上に材料費や工事費がかさみます。
2階建てと比べると、平屋建ての建てられる棟数が少ないのもネックです。平屋建て向けの建材や材料の製造が少ないため材料費が高く付きやすいのです。

 

しかし、平屋建てだからといって、必ずしも高額になる訳ではありません。
当然、家の面積を押さえれば価格も小さくなります。平屋建ての場合、廊下や階段など居室以外の面積を節約しやすいため、間取りを工夫すれば家の価格も抑えられます。

 

屋根や外壁の面積を抑えるために、中庭や、複雑な形状を避けるのも有効です。シンプルな外見の住宅にすれば、材料費だけでなく工事費も抑えられます。
平屋建ての価格を抑えるには間取りや設計などに工夫が必要です。ハウスメーカーや工務店を選ぶ際は、平屋建ての実績が豊富なところを選びましょう。

 

平屋建ての価格

住宅の価格は、家の広さや間取り、土地の状況によって大きく異なります。

 

今回は、平屋建て2LDKの住宅価格について考えていきます。
2LDKは夫婦と子ども1〜2人で平屋建てに住む際に、ちょうどいい間取りです。子どもが独立しても空き部屋を持て余す心配もなく、長く住むのに適しています。
もし子どもが独立した後で、夫婦2人だけの生活ならば、居室を1部屋減らしてリビングを広くとるのも悪くありません。

 

さて、住宅の価格ですが、賃貸の家賃と比較するのが一番でしょう。
例えば家賃が8万円なら、1年で96万円になります。10年住めば約1000万円、20年住めば約2000万円ということになります。

 

住宅ローンの返済などを考えると、2LDKの家を建てるのに必要になるのは1000万円から高くても2000万円ほどがちょうどいいでしょう。実際、平屋で2LDKの住宅というと建物だけなら1000万円強というケースが多いです。

 

家を買うというと大変大きなイベントと思ってしまいがちですが、賃貸に長く住む費用と比べると、実は驚くほど高額という訳ではありません。

 

ただし、建物を建てるには土地も必要です。日照や風通しなど周囲の影響が大きくなりやすい平屋建てでは、土地探しが非常に重要です。建物と土地、どちらかに費用をかけすぎて中途半端な家にならないよう、予算の中でバランスをとっていくことが大切です。

 

リフォーム物件

新築ではなく、リフォーム済みの物件を購入したり、中古住宅を購入後に自分でリフォームしたりするのも一つの選択肢です。

 

中古住宅ならば、土地と建物をバラバラに購入するよりも予算の管理がしやすいです。
リフォーム前提であれば建物にはあまり拘る必要もなく、物件の選択肢が広いです。好条件の土地も探しやすいです。

 

ただし、中古住宅だからといって必ずしも安上がりだとは限りません。
リフォームの規模によっては、購入費と合わせると新築と同じぐらい費用がかかる場合もあります。リフォーム済みの物件の場合、新築とは違い自分好みの住宅を選ぶのは難しくなります。

 

また、建物の強度や安全性にも注意が必要になります。
中古住宅の場合、基礎や構造部分が劣化していたり、古い耐震基準で建てられていたりします。リフォーム済みの物件の場合は、適切な工事が行われたかの確認も必要になります。
長く住む家として中古住宅を購入する場合は、専門家に構造や耐震性のチェックを依頼するべきでしょう。検査には10万円程かかるため、中古住宅と新築を比較する場合は検査費用も含めて考えるようにしましょう。

 

家造りで失敗しないポイントは?

最後に、住宅を購入する際に、抑えておきたい3つのポイントについて紹介します。

 

住みよい間取りは人それぞれ

インターネットや雑誌で色々な間取りの例や、成功事例、失敗談などをみることができます。おしゃれなリビングの写真をみて、同じような家にしたいと感じる人も多いでしょう。

 

しかし、これらの情報を参考にするのは良いですが、そのままそっくりコピーした家を建てるのはオススメしません。

 

家族構成も、生活習慣も家族の好みも家庭によって様々です。毎日の暮らしに必要なものも、何を快適と感じるかも違います。
他の家庭でうまくいったからと言って、自分の家で同じように成功するとも限りませんし、ある人にとって失敗の選択肢でも、他の人にとってはメリットの方が大きい場合もあります。
これは間取りに限らず、住宅設備やデザインでも同じことが言えます。

 

家造りで失敗しないためには、まず家族で意見を出し合うことが大切です。まずはどんな希望を持っているか明らかにしましょう。他の人のアイディアを参考にするのはその後で十分です。

 

将来の生活を考える

冒頭でも述べたように、長く暮らすことになる住宅ならば、現在のことだけでなく将来のことも考えなくてはなりません。

 

家を買うとなると考えなくてはならないことがたくさんあります。構造や間取り、予算、デザイン、引っ越しについてなど、眼の前のことだけでもいっぱいいっぱいになってしまいやすいです。
しかし、住宅というのは非常に高価な買い物で、一生に何度もありません。一度きりの挑戦で失敗しないためには、未来のことも考えなくてはなりません。

 

10年後の家族構成や生活のあり方を想像し、無駄な部分や不足している部分がないかよく考えてみましょう。子どもが独立した後の子ども部屋の使いみちはあるのでしょうか。また、年をとった後に使いにくくなる部分はないでしょうか。
数10年後にリフォームをしようと考えている場合でも、あらかじめリフォームしやすいように設計しておくのとそうでないのとでは全く違います。

 

家族全員が気持ちよく暮らせることを意識する

みんなが暮らしやすい家を作ろうと意見を集めても、誰か一人の意見ばかり優先されたり、家族のためを考えるあまり自分の意見を抑えてしまったりしては、良い家にはなりません。特に妻が子どもや夫の意見や暮らしやすさを優先するあまり、自分の要望を抑えてしまうケースが多いです。

 

長く暮らすことになる場所ですから、意見や要望をはっきり言うことは大切です。不満を残したまま家を建ててしまうと、それ以降ずっともやもやした思いを抱えたまま生活することになります。

 

一見衝突するような要望でも、工夫次第でうまく両立させることもできます。専門家に相談したりセミナーに参加したりすれば、思いもよらない方法で実現できることが分かるはずです。

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